☆感謝のことば☆2012年05月11日
4月28日の朝、母 鈴木博子(もと青山学院大学非常勤講師)が突然倒れて心肺停止となり、搬送先の病院で午前11時43分 うっ血性心不全のために急死いたしました。
73歳でした。
その日の朝、母の部屋へオムツを換えに行くと、「おなかすいた~!」と言われ、「おなかがすいたくらいの方が、痩せられるわよ!」と言って、二人で笑いあいました。
オムツ交換と血糖値の測定の後、母の好きな小豆粥の朝食を運ぶと、「うわ~い!小豆粥だ!」と子供のように喜んで食べ始めました。
私はその日、午前中は教会の礼拝の手話通訳、午後から夜にかけて聴覚障がい者の方のための「手話で行う日本語講座」が3クラスあったので、「急いで夕食作って、お洗濯してくるから食べていてね!」と言って、母の部屋を出ました。50分後、食事の支度や洗濯を終え、「じゃあ、教会に行ってくるね!」と母の部屋のふすまを開けると、母は倒れていて、すでに意識がなく、呼吸もしていませんでした。
あまりに急で、心の準備ができていなくて、大好きな母の死を受け入れられずにおりますが、皆様からの温かいメールやお心遣いに支えていただき、少しずつ元気を取り戻しています。
講座のためにご遠方からお越し下さった方には、本当に申し訳ないことをしてしまいました。
納棺式、前夜式、告別式と泣き続け、身体中の水分が抜けてしまいました。
でも改めて、どんなに多くの方々の温かいお心に支えられているか、よくわかりました。
母の生前、お世話になりました皆様、そして励ましてくださる皆様に心から感謝いたします。
泣き虫な私ですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
鈴木隆子