KBS京都ラジオ 「早川一光のばんざい人間」2010年03月18日
放送日:2010年3月20日(土)
「聴覚障害者のための『手話で行う文章力向上講座』について」
出演:鈴木隆子
2010年3月20日朝7時35分からKBS京都ラジオ「早川一光のばんざい人間」の生放送に出して頂きました(*^o^*)
1月に毎日新聞に掲載された記事をラジオ局の方がご覧になり、今回の出演となりました。
私が「手話で行う日本語の文章力向上講座」を開いたきっかけや、聴覚障害者の方は日本語をどのように間違えるのか、日本語の文章を間違えることで、実際にどのような問題があるのか、などのご質問にお答えしました。
2008年に、「サポート手話」の本のことで山梨放送に出演したことがありました。でもそのときは、事前に録音した内容を放送したので、生放送は初めて!
朝起きて、「あえいうえおあお、かけきくけこかこ、させしすせそさそ…」と発声練習したのに、滑舌が悪く3回カミました(゜∀゜;ノ)
「聴覚障害者の方は、以前は仕事が決まっていて、印刷・床屋さん・和裁・洋裁・歯科技工士などだったのですが、今は一般の企業に事務職として採用される方が増えているので、日本語の文章に間違いがあると困ります。本当は優秀なのに能力を低く見られたり、誤解をされたりして辛い思いをしている方がたくさんいるんです!ですから日本語の文章に自信を持ち、社会の中で自分の力を十分に発揮してほしいというのが、私の願いなんです!」というせっかくの核心部分の大切なところで「歯科技工士」が言えずに「しかぎ、しかぎご、しかぎこうじ」3回言いなおしたのにキチンと言えなくて、はずかしかったです(^_^;)
パーソナリティの早川一光さん(お医者さんです)は、「聞こえない人が日本語を習得するのが大変だとは知らなかった!」と言って下さいました。
これを一つのきっかけとして、聴覚障害者が日本語を身につけることが大変だということの理解が広まるといいなぁと思います(^-^)