病院でのできごと(手話通訳経験談8)
先日、病院の手話通訳をしました。
ろうの患者さんとお医者様の間に入って、患者さんの症状をお医者様に伝え、お医者様の所見を患者さんに伝える、とても責任のある通訳です。
検査を受けることになり、若くてキレイな看護士さんが「では、検査をします」と言って始めようとした時、年配の看護士さんがいらして「私がするから、あなたはいいわ」と言って交代しました。
すると、ろうの患者さんは「なんでオバサンに代わるんだ!若い方がいいのに!おばさんはイヤだ!なんで代わるんだ!」と手話でガーッと文句を言いました。
私は「気持ちはわかるけど、仕方ないから、我慢してね!」と手話で話したのですが、その様子を見ていた年配の看護士さんは「なんと話していたのだろう??」とジッと私の顔を見ています。
まさかその通りに伝えるわけにはいかず・・・かといってウソをつくわけにもいかず・・・
「いえ、大丈夫です」と言いました(汗)
伝えていいこと、悪いこと、いろいろありますね(><)