ビデオ+甘い+・・・?(手話通訳経験談5)
時々、ろう者だけが参加する会議の読み取りをすることがあります。
ろう者同士の会議の読み取りは本当に難しいです(><)
それぞれのメンバーの方と個人的にお話しするときはわかるのに・・・
やはり私と話すときは、聴者向けの手話をして下さっているということですよね(溜息)
そういえば、手話通訳者になって、初めて会議の読み取りをしたときのことです。
その時は「壊れたビデオデッキをどうするか」というテーマで話し合いが進んでいました。
私が読み取る番の時、メンバーの一人が「ビデオ+甘い+・・・」と表しました。「甘い」あとにも手話が続いていたのですが「え~!ビデオが甘いって、何???どういうこと??」と思って、頭が真っ白になってしまいました。
ともかく声に出して読まなければ・・・と思った私は「ビデオは、甘いです!!!」と読んでしまいました!
次の瞬間、先輩から「隆子さん、ちがうわよ!ビデオが壊れたから『サトー無線で買う』って話しているの!」とフォローが入りました。
そうか~、そうなのか。あれは「甘い」ではなく「サトー無線」だったのか・・・
ものすごく恥ずかしかったです。先輩、フォローしてくださってありがとうございました。
「単語読み」をしてはダメですね(><)深く反省しました。