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文法翻訳法

16世紀から18世紀。ヨーロッパにおける外国語教育。
16世紀 グラマースクール(grammar school)が設立。ラテン語の授業の中で、翻訳による文学作品や聖書の理解が進められた。
18世紀 ヨーロッパの共通語が、ラテン語から英語、ドイツ語などに変化した。しかし、ラテン語教育に端を発する文法翻訳中心の教え方が、外国語教授法の主流だった。

※文法翻訳法の目的は、目標言語で書かれた文学作品が読めるようになること。
当時、外国語を理解するということは、知的成長につながると考えていて、「外国語教育は、知的訓練の一つ」と位置づけられていた。